“たほ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
40.0%
40.0%
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五罎の「ぶらんでー」は忽ちび出さる、二びんたちまたをる人数多き為め毎人唯一小杯をかたむけしのみ、一夜一罎をたほすとすればのこる所は三日分のみなるを以て、巳を得ずあいく、慰労の小宴ここおはれば
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
鳥類ならば一發の石鏃の爲にたほるることも有るべけれど、鹿しかししの如き獸類じうるゐは中々彼樣の法にて死すべきにあらず。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
下人はとうとう、老婆のうでをつかんで、無理にそこへたほした。丁度、とりの脚のやうな、骨と皮ばかりの腕である。
羅生門 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)