“だお”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
40.0%
40.0%
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「姥見な、行きだおれじゃ」
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
もしや野原のはら往来おうらいなどで、だおれにでもなりやせまいか、人の知らぬまに死んでいたのではないかしら、それともすこしは早くようすがわかって家のものの世話せわを受けてなくなったのか
告げ人 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
事情がわかって来るにつれて、行きだおれになった二人の立場は了解されたが、ただそれを、そういう事情であれば尚更なおさら、無断で取り出せない気がした。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
「わしは、心をきめやした、行きだおれにならない前に、ここらで、夜ごもりしてえです、ね」
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)