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散布
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さんぷ
ふりがな文庫
“
散布
(
さんぷ
)” の例文
八木奬三郎氏の
實見談
(
じつけんだん
)
に據れば此岡の麓には今尚ほ
貝殼
(
かひがら
)
點々
(
てん/\
)
散布
(
さんぷ
)
して、曾て一大貝塚有りし
證跡
(
せうせき
)
を留むと云ふ。此地海岸を
距
(
さ
)
る事凡一里。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
それから
横手
(
よこて
)
の
坂
(
さか
)
の
方
(
はう
)
へ
掛
(
かゝ
)
つて
見
(
み
)
ると、
有
(
あ
)
るわ/\、
打石斧
(
だせきふ
)
が、
宛然
(
ちやうど
)
、
砂利
(
じやり
)
を
敷
(
し
)
いた
樣
(
やう
)
に
散布
(
さんぷ
)
して
居
(
ゐ
)
る。
探検実記 地中の秘密:05 深大寺の打石斧
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
されば本当の果実とはどこをいっているかというと、それはその放大せる
花托面
(
かたくめん
)
に
散布
(
さんぷ
)
して
付着
(
ふちゃく
)
している細小な
粒状
(
つぶじょう
)
そのもの(図の右の方に描いてあるもの)である。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
未
(
ま
)
だ
併
(
しか
)
し
入
(
い
)
るには
危險
(
きけん
)
であるから、
窟内
(
くつない
)
に
酢
(
す
)
を
散布
(
さんぷ
)
して、
然
(
さ
)
うして
後
(
のち
)
に
入
(
い
)
るが
好
(
よ
)
からう。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
“散布”の意味
《名詞》
散 布(さんぷ 「撒布」の「同音の漢字による書きかえ」)
まき散らすこと。
(出典:Wiktionary)
散
常用漢字
小4
部首:⽁
12画
布
常用漢字
小5
部首:⼱
5画
“散”で始まる語句
散
散々
散歩
散乱
散髪
散佚
散切
散財
散在
散策