“花托面”の読み方と例文
読み方割合
かたくめん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆえにオランダイチゴは食用部と果実とはまったく別で、ただその果実は花托面かたくめんっているにすぎない。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
されば本当の果実とはどこをいっているかというと、それはその放大せる花托面かたくめん散布さんぷして付着ふちゃくしている細小な粒状つぶじょうそのもの(図の右の方に描いてあるもの)である。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
中央に広く陣取じんどってならんでいる管状かんじょう小花は、その平坦へいたん花托面かたくめんおおめ、下に下位子房かいしぼうそなえ、花冠かかんは管状をなして、その口五れつし、そして管状内には集葯しゅうやく的に連合した五雄蕊ゆうずいがあり
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)