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攀登
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よぢのぼ
ふりがな文庫
“
攀登
(
よぢのぼ
)” の例文
なぜ露台なぞを
攀登
(
よぢのぼ
)
って来られたんです。しかも今夜の如きは、危険にも屈せず二度までも侵入していらした。此処に何か非常に重大な御用件がおありになるものと見えますな
魔都
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
愛
(
あい
)
ちやんは
思
(
おも
)
ひ
切
(
き
)
つて
遙
(
はる
)
か
下
(
した
)
の
方
(
はう
)
へ
其煙突
(
そのえんとつ
)
を
蹴落
(
けおと
)
しました、
暫
(
しばら
)
くすると
小
(
ちひ
)
さな
動物
(
どうぶつ
)
(
愛
(
あい
)
ちやんには
何
(
なん
)
だか
解
(
わか
)
りませんでした)が、
直
(
す
)
ぐ
其煙突
(
そのえんとつ
)
の
中
(
なか
)
で
攀登
(
よぢのぼ
)
らうとして
引
(
ひ
)
ッ
掻
(
か
)
く
音
(
おと
)
を
聞
(
き
)
きました
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
硝子
(
ガラス
)
を
透
(
す
)
いて
明
(
あきら
)
かにそれが
見
(
み
)
えてるので、
愛
(
あい
)
ちやんは一
心
(
しん
)
に
洋卓
(
テーブル
)
の一
脚
(
きやく
)
に
攀登
(
よぢのぼ
)
らうとしましたが
滑々
(
すべ/″\
)
してゝ
駄目
(
だめ
)
でした。
可哀相
(
かあいさう
)
に
愛
(
あい
)
ちやんは、
終
(
しまひ
)
には
試
(
ため
)
し
草臥
(
くたび
)
れて、
坐
(
すわ
)
り
込
(
こ
)
んで
泣
(
な
)
き
出
(
だ
)
しました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
攀
漢検1級
部首:⼿
19画
登
常用漢字
小3
部首:⽨
12画
“攀”で始まる語句
攀
攀上
攀昇
攀援
攀ち
攀慕
攀躋
攀木
攀柳
攀緑