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承引
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しょういん
ふりがな文庫
“
承引
(
しょういん
)” の例文
何時
(
いつ
)
、
何處
(
どこ
)
で、
如何
(
どう
)
して
逢
(
あ
)
うて、
如何
(
どう
)
言寄
(
いひよ
)
って、
如何
(
どん
)
な
誓言
(
せいごん
)
をしたかは、
歩
(
ある
)
きながら
話
(
はな
)
しませうほどに、
先
(
ま
)
づ
承引
(
しょういん
)
して
下
(
くだ
)
され、
今日
(
けふ
)
婚禮
(
こんれい
)
さすることを。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
「ご
承引
(
しょういん
)
のうえは、それがしと
虎之助
(
とらのすけ
)
どのとにて、四郎
勝頼
(
かつより
)
のありかをたしかめ引っとらえてまいりましょうか」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大いに怪しい点があってもこれを
是
(
ぜ
)
とし、自分が
承引
(
しょういん
)
しかねる場合にはまったくこれを異論なるかのごとく
咎
(
とが
)
むるは、その害の及ぼすところ広くかつ大きい。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
「ぷッ! うウ、それでは、何とあっても
承引
(
しょういん
)
出来ぬ。この山城に恥をかかすと言わるるのかッ?」
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
と、そういう
評定
(
ひょうじょう
)
もしたのであったが、本間党と渋谷党とが、
承引
(
しょういん
)
しようとはしなかった。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
▼ もっと見る
シ、真剣の場を踏んだ、ク、クッ屈強な奴ばらをそちの眼で選んでナ、迎えが来ておるで、その者とともに三十名、夜あけを待って早々江戸へ向かってもらいたいのじゃ。よいか、しかと
承引
(
しょういん
)
したな
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「これはこれは早速のご
承引
(
しょういん
)
、主人どれほどにか喜びましょう」
北斎と幽霊
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
ロミオ おゝ、
承引
(
しょういん
)
したぞ。……
面
(
おもて
)
を
檢
(
しら
)
べて
見
(
み
)
よう。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
「条々、
承引
(
しょういん
)
仕
(
つかまつ
)
った。よろしくお扱いをねがう」
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「さっそくのご
承引
(
しょういん
)
かたじけなくぞんじます」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
とても
承引
(
しょういん
)
をしないにきまっている。
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
信輔すぐに
承引
(
しょういん
)
した。
大鵬のゆくえ
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“承引”の意味
《名詞》
承引(しょういん)
承知して引き受けること。
(出典:Wiktionary)
承
常用漢字
小6
部首:⼿
8画
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
“承”で始まる語句
承
承知
承諾
承塵
承久
承認
承合
承昭
承応
承禎