“打招”の読み方と例文
読み方割合
うちまね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
養女やうぢよもらひ受け傳吉にそはせることに取極め翌日は吉日なればとて上臺じやうだい憑司其他の人を打招うちまねき與惣次を舅入しうといり一所にして首尾能く婚姻なしける
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
えりをあとへ、常夏とこなつゆびすこいて、きやしやな撫肩なでがたをやゝなゝめつたとおもふと、衣絵きぬゑさんのかほは、まつげく、凝然じつながら片手かたてほゝ打招うちまねく。……しなふ、しろ指先ゆびさきから、つきのやうなかげながれた。
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
かきさらば三次が引請ひきうけんと其夜は戻りて二三日すぎ眞面目まじめに成て尋ね來れば長庵はお安を打招うちまねきお富を奉公に世話を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)