“引請”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひきう77.8%
ひきうけ22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女弁護士はその弁護を引請ひきうけて、法廷に立つた。そして色々の方面から熱心に喋舌しやべつたかひがあつて、黒人くろんぼうまく無罪になつた。
これまでも二三度頼まれたことがあるから、おやすい御用と引請ひきうけて、さて宛名はと聞いてみると、小林だ。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
美人を生ませて下さいと、ぐわんを籠めたところで、神様は滅多に承引しては下さらないが、醜女すべたはらませて下さいと頼むと、大抵はお引請ひきうけになる。
早くまぬかれたくいつ未來みらいへ參りなば此苦しみも有まじと存じ斷念あきらめて罪を身に引請ひきうけ白状はくじやう仕つり候なり其實は人を殺し金子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)