“ひきうけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
引受60.0%
引請20.0%
引承10.0%
承引10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
印刷いんさつ出板しゅっぱんの手続きより一切いっさい費用ひようの事まで引受ひきうけられ、日ならずして予がのぞみのごとくなる冊子さっし数百部を調製ちょうせいせしめて予におくられたり。
早くまぬかれたくいつ未來みらいへ參りなば此苦しみも有まじと存じ斷念あきらめて罪を身に引請ひきうけ白状はくじやう仕つり候なり其實は人を殺し金子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
其方そなたの言分承知したれど、親のゆるしのなくてはならず、母上だに引承ひきうけたまわば何時なんどきにても妻とならん、去ってまず母上に請来こいきたれ)と、かように貴娘あなたが仰せられし、とわたくしより申さむか
妖僧記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
父はなみだを拂ひつゝ娘に向ひて又云やう其述懷じゆつくわいさる事ながらもし此先が武士なりせば今更になり箇樣かやうな事を面目めんぼくなくて云てもるまじよし又云て來たればとて此方こなた承引ひきうけ其明の立ざる中は使の者を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)