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悪事
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あくじ
ふりがな文庫
“
悪事
(
あくじ
)” の例文
旧字:
惡事
人間が知ってならぬことで、そのくせ知れれば知りたいだろうと思うことを、たとえば、近所の人たちのしている
悪事
(
あくじ
)
なども見ました。
影
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
「わたしはある年よりのガンを知っていますがね、そのひとなら、きっと、こういうひどい
悪事
(
あくじ
)
を喜んでふせいでくれるでしょうよ。」
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
どこかで
悪事
(
あくじ
)
を
働
(
はたら
)
いて、それをかくすために、ああいうかっこうをして、なるべく人を近よせないでおくつもりかもしれないね
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
じつは、この国のある森のなかに、大男がふたり住んでいて、ものはぬすむし、人は
殺
(
ころ
)
すし、火はつけるし、とにかくひどい
悪事
(
あくじ
)
ばかりはたらいているのだ。
いさましい ちびの仕立屋さん
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
されば人は
常
(
つね
)
に
神仏
(
かみほとけ
)
を
信心
(
しん/″\
)
して
悪事
(
あくじ
)
災難
(
さいなん
)
を
免
(
まぬか
)
れん事をいのるべし。
神仏
(
かみほとけ
)
を
信
(
しん
)
ずる心の
中
(
うち
)
より悪心はいでぬもの也。悪心の
无
(
なき
)
が
災難
(
さいなん
)
をのがるゝ第一也とをしへられき。今も
猶
(
なほ
)
耳
(
みゝ
)
に残れり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
わしたちは、ある秘密の相談をするために、こんな骸骨のシャツを着て、会議をひらいているが、けっして、
悪事
(
あくじ
)
をはたらいているのではない。四十面相などとは、なんのかんけいもない。
怪奇四十面相
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
そこで矢張り染め続けていますと、到頭
悪事
(
あくじ
)
露見
(
ろけん
)
の日が参りました
親鳥子鳥
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
悪事
(
あくじ
)
をやりだせば、こんなおそろしい
敵
(
てき
)
はない。そいつがおれの
家
(
いえ
)
にまいこんできたんだ。それにやつは、
昔
(
むかし
)
の友だちのグリッフィンだというのだから……
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
「もう沢山だよ。
悪事
(
あくじ
)
露顕
(
ろけん
)
を恐れて、僕の口を
塞
(
ふさ
)
ぐ積りかい?」
凡人伝
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
悪
常用漢字
小3
部首:⼼
11画
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
“悪”で始まる語句
悪
悪戯
悪口
悪寒
悪魔
悪辣
悪漢
悪罵
悪戯者
悪業