“御計(おはか)” の例文
就(つい)ては近頃(ちかごろ)御無心(ごむしん)ながら、各位(かくゐ)御列席(ごれつせき)にて杢(もく)に大權(たいけん)を御任(おまか)せ下(くだ)されたし、さすれば、各位(かくゐ)の御威徳(ごゐとく)に重(おも)きを置(お)きて、是非(ぜひ)を謂(い)ふものあるまじければ、何卒(なにとぞ)左樣(さやう)御計(おはか)らひ下(くだ)されたく候(さふらふ)
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
「奥様から、御調べがすみましたら失礼ですが御随意(ずいい)に御引取り下さいますように申上げてくれということでした。それから警察の方への届けなんかも、よろしく御計(おはか)らい下さいます様に」
一寸法師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
乃(そこ)で今度(こんど)は産土(うぶすな)の神様(かみさま)にお願(ねが)いして、その御計(おはか)らいで首尾(しゅび)よく妊娠(にんしん)させて戴(いただ)きましたが、これがつまり神(かみ)の申子(もうしご)と申(もう)すものでございましょう。只(ただ)その詳(くわ)しい手続(てつづ)きは私(わたくし)にもよく判(わか)りかねますので……。