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延氣
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のんき
ふりがな文庫
“
延氣
(
のんき
)” の例文
本船
(
ほんせん
)
の
愚昧
(
おろか
)
なる
船長
(
せんちやう
)
は『
船幽靈
(
ふないうれい
)
めが、
難破船
(
なんぱせん
)
の
眞似
(
まね
)
なんかして、
此
(
この
)
船
(
ふね
)
を
暗礁
(
あんせう
)
へでも
誘引
(
おび
)
き
寄
(
よ
)
せやうとかゝつて
居
(
を
)
るのだな。』と
延氣
(
のんき
)
な
事
(
こと
)
を
言
(
い
)
つて
居
(
を
)
つたが、
其實
(
そのじつ
)
船幽靈
(
ふないうれい
)
ならぬ
海賊船
(
かいぞくせん
)
が
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
夕日
(
ゆふひ
)
の
沈
(
しづ
)
む
頃
(
ころ
)
、
櫻木大佐
(
さくらぎたいさ
)
も
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
も、
痛
(
いた
)
く
疲
(
つか
)
れて
皈
(
かへ
)
つて
來
(
き
)
たが、
終日
(
しうじつ
)
延氣
(
のんき
)
に
遊
(
あそ
)
んだ
吾等
(
われら
)
兩人
(
りやうにん
)
の
顏
(
かほ
)
の、
昨日
(
きのふ
)
よりは
餘程
(
よほど
)
勝
(
すぐ
)
れて
見
(
み
)
へるとて、
大笑
(
おほわら
)
ひであつた。
此
(
この
)
夜
(
よ
)
も
夜更
(
よふけ
)
まで
色々
(
いろ/\
)
の
快談
(
くわいだん
)
。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
延
常用漢字
小6
部首:⼵
8画
氣
部首:⽓
10画
“延”で始まる語句
延
延喜
延々
延喜式
延暦寺
延引
延元
延宝
延享
延棒