“守(まもつ)” の例文
それを守(まもつ)て行(ゆ)くのは至極(しごく)結構(けつかう)でありますが、如何(いかに)せん無味乾燥(むみかんさう)なる一片(ぺん)の規則(きそく)では銘々(めい/\)の好都合(かうつがふ)が解(わか)らず、唯(た)だ他人(たにん)から命令(めいれい)された事(こと)のやうに思(おも)はれて、往々(わう/\)其(そ)の規則(きそく)を忽諸(こつしよ)にするの風(ふう)がある。
女教邇言 (旧字旧仮名) / 津田梅子(著)
又其唇を開けり「君等には篠田主筆の心が知れないか、先生が……先生が貧苦を忍び、侮辱を忍び、迫害を忍び、年歯(ねんし)三十、尚(なほ)独身生活を守(まもつ)て社会主義を唱導せらるゝ血と涙とが見えないか——」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)