“守衛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅえい55.6%
まもり22.2%
コンシエルジュ11.1%
もりゑ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丁度本多子爵ほんだししゃくがここまで語り続けた時、我々はいつか側へ来た守衛しゅえいの口から、閉館の時刻がすでに迫っていると云う事を伝えられた。
開化の良人 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
トて、言葉の限り称賛ほめたたへつ、さて黄金丸には金の頸輪くびわ、鷲郎には銀の頸輪とらして、共に家の守衛まもりとなせしが。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
彼女の付添役を命じられていた守衛コンシエルジュのリシャールの如きは規則の許す限りの同情を彼女に寄せていた。ある日、彼女は新鮮な果物を欲しがった。
パリの地下牢 (新字新仮名) / 野上豊一郎(著)
僕等は故荻原守衛もりゑ君に対する翁の激賞を聞いて僕等日本人全体の光栄の如く感じた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)