トップ
>
守衛
>
しゅえい
ふりがな文庫
“
守衛
(
しゅえい
)” の例文
丁度
本多子爵
(
ほんだししゃく
)
がここまで語り続けた時、我々はいつか側へ来た
守衛
(
しゅえい
)
の口から、閉館の時刻がすでに迫っていると云う事を伝えられた。
開化の良人
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
このさわぎに、銀行にきていた男の人たちや、銀行の
守衛
(
しゅえい
)
さんが、店員のあとを追って外へとびだしましたが、もう、そのへんには、かげもかたちもありません。
鉄人Q
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
けれどもまた
何
(
なん
)
の
矛盾
(
むじゅん
)
もなしに多少の享楽をも感じていた。もっとも
守衛
(
しゅえい
)
や観覧人に時々
一瞥
(
いちべつ
)
を与えられるのは勿論彼女にも不快だった。
春
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
守衛
(
しゅえい
)
が二人ずつ一組になって、大きな
懐中
(
かいちゅう
)
電灯をてらしながら、たえずデパートの中を、見まわっています。いま、ちょうど、二人づれの守衛が、洋服売り場へやってきました。
怪人と少年探偵
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
それを発見した夜警中の
守衛
(
しゅえい
)
は単身彼等を
逮捕
(
たいほ
)
しようとした。ところが
烈
(
はげ
)
しい
格闘
(
かくとう
)
の末、あべこべに海へ
抛
(
ほう
)
りこまれた。守衛は
濡
(
ぬ
)
れ
鼠
(
ねずみ
)
になりながら、やっと岸へ
這
(
は
)
い上った。
保吉の手帳から
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“守衛”の解説
守衛(しゅえい)とは、主に施設等の警備を行う者のこと。門の出入り口に配置される守衛は、特に門衛(もんえい)と呼ばれることもある。職務内容は施設警備の警備員に近いが、法律上の位置付けは後述のように警備員とは大きく異なる。
(出典:Wikipedia)
守
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
衛
常用漢字
小5
部首:⾏
16画
“守”で始まる語句
守
守宮
守護
守袋
守刀
守銭奴
守護神
守人
守役
守山