“守子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もりこ33.3%
もりっこ33.3%
もりつこ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十八をかしらに赤子の守子もりこを合して九人の子供を引連れた一族もその内の一群であった。大人はもちろん大きい子供らはそれぞれ持物もちものがある。
水害雑録 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
丹三たんざさんへ送る手紙を無暗むやみ守子もりっこなどを頼む奴があるものか、いけねえよ、そうしてじゝいに拾われ困った事をした、なんぼ年がいかないからといって、さわ/\ばかりして居るよ
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
けれども、對手あひて守子もりつこ飯炊めしたきでない、ひともこそあれ一大事いちだいじだ、とおもふから、のちとてもみなくちをつぐんでなんにもはず無事ぶじにしばらくつた。
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)