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妻
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めあわ
ふりがな文庫
“
妻
(
めあわ
)” の例文
それより他邦に
之
(
ゆ
)
きて一老人の養子となる。この養子
唾
(
つばき
)
はくごとに金を吐く、老人その金を国王に呈し、王女を養子に
妻
(
めあわ
)
さんと願う。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
奥方は
小笠原
(
おがさわら
)
兵部大輔
(
ひょうぶたゆう
)
秀政
(
ひでまさ
)
の娘を将軍が養女にして
妻
(
めあわ
)
せた人で、今年四十五歳になっている。名をお
千
(
せん
)
の
方
(
かた
)
という。
阿部一族
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
そういう妹だからこそ、彼が辰之助と
妻
(
めあわ
)
せようと考えたのは当然だろう。……そのうえ彼は、いつか辰之助の眼のなかにありありと妹に対する愛情が
耀
(
かがや
)
いているのを見たのだ。
柿
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
内をも善く治めるメネラスにお
妻
(
めあわ
)
せなされた。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
文左衛門は助六を呼んで
戒飭
(
かいちょく
)
する。舞台が廻ると、揚巻の座敷である。文左衛門が揚巻の身受をして助六に
妻
(
めあわ
)
せる。揚巻は初め栄三郎、後梅幸であった。
細木香以
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
▼ もっと見る
景一は京都赤松殿
邸
(
やしき
)
にありし時、
烏丸光広
(
からすまるみつひろ
)
卿と
相識
(
そうしき
)
に相成りおり
候
(
そろ
)
。これは光広卿が幽斎公和歌の御弟子にて、
嫡子
(
ちゃくし
)
光賢
(
みつかた
)
卿に松向寺殿の御息女
万姫君
(
まんひめぎみ
)
を
妻
(
めあわ
)
せ居られ
候
(
そろ
)
故
(
ゆえ
)
に候。
興津弥五右衛門の遺書
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
“妻”の解説
妻(つま)は、女性の配偶者を示す言葉である。
(出典:Wikipedia)
妻
常用漢字
小5
部首:⼥
8画
“妻”を含む語句
後妻
老妻
吾妻
妻覓
亡妻
妻子
妻君
梵妻
新妻
妻妾
妻籠
吾妻鏡
妻女
妻恋
吾妻山
下妻
夫妻
愛妻
吾妻川
嫡妻
...