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太
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ぶと
ふりがな文庫
“
太
(
ぶと
)” の例文
それから、思いがけなく、まるで違ったものからでもおまえを連想させられる。ぼんの
窪
(
くぼ
)
のちぢりっ毛や、の
太
(
ぶと
)
い率直な声音、——これ等も打撃だ。
巴里のむす子へ
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
「うむ、
執拗
(
しつ
)
っこい奴等だな、御蔵前で見ん事、
撒
(
ま
)
いてやったと思ったに、し
太
(
ぶと
)
く
跟
(
つ
)
けて来やあがったのか」
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
始められい! (声と同時に、土手下のざわめきが一時に静まって、声が終るや否やビシーッ! と音がする。下人が
握
(
にぎ
)
り
太
(
ぶと
)
の青竹を割ったもので仙右衛門の背中を叩き下ろした音)
斬られの仙太
(新字新仮名)
/
三好十郎
(著)
そして
右手
(
めて
)
には重そうな
大
(
おお
)
一番のトランク、
左手
(
ゆんで
)
には金の
握
(
にぎ
)
り
太
(
ぶと
)
のステッキです。
湖畔亭事件
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
ころぶようにたおれこんだ
蚕婆
(
かいこばばあ
)
、いつものし
太
(
ぶと
)
さに似ず、いきた色もしていない。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
それから、思いがけなく、まるで違ったものからでもおまえを連想させられる。ぼんの
窪
(
くぼ
)
のちぢりっ毛や、の
太
(
ぶと
)
い
率直
(
そっちょく
)
な
声音
(
こわね
)
、——これ
等
(
ら
)
も打撃だ。
巴里のむす子へ
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
下人が
握
(
にぎ
)
り
太
(
ぶと
)
の青竹を割ったもので仙右衛門の背中を叩き下ろした音。
天狗外伝 斬られの仙太
(新字新仮名)
/
三好十郎
(著)
太
常用漢字
小2
部首:⼤
4画
“太”を含む語句
太陽
猶太人
墺太利
伊太利
太夫
猶太
太子
太息
太刀
太古
太股
以太利
太陽様
太政官符
太々
樺太
太郎
太棹
太初
大太鼓
...