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天分
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てんぶん
ふりがな文庫
“
天分
(
てんぶん
)” の例文
それと同時に、わたしはじぶんのおくのおくにかくれた
本性
(
ほんしょう
)
もわかり、じぶんの
天分
(
てんぶん
)
もわかり、じぶんが詩と
近親
(
きんしん
)
の
関係
(
かんけい
)
にあることも知りました。
影
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
大人は自分の
見栄
(
みえ
)
や骨惜しみのために子供を犠牲にしています。大人は、ことに母親は、子供を危険から
譲
(
まも
)
り、子供の
天分
(
てんぶん
)
をのばしてやるのがその職分です。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
その
天分
(
てんぶん
)
なり、
行状
(
おこない
)
なりが
各自
(
めいめい
)
異
(
ちが
)
うからである。
但
(
ただ
)
し
逢
(
あ
)
おうと
思
(
おも
)
えば
差支
(
さしつかえ
)
ない
限
(
かぎ
)
りいつでも
逢
(
あ
)
える……。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
そして
彼
(
かれ
)
がえらい
音楽家
(
おんがくか
)
になったのは、ゆたかな
天分
(
てんぶん
)
と
苦
(
くる
)
しい
努力
(
どりょく
)
とによるのですが、また
幼
(
おさな
)
い
時
(
とき
)
にゴットフリートから
受
(
う
)
けた
教訓
(
きょうくん
)
は、ふかく
心
(
こころ
)
にきざみこまれていて
ジャン・クリストフ
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
そして音楽の
天分
(
てんぶん
)
がゆたかだったので、まだ何の
意味
(
いみ
)
も持たないものではあったけれど、ともかくも
楽句
(
がっく
)
をこしらえ上げることができた。すると彼は喜び
勇
(
いさ
)
んで、それを
祖父
(
そふ
)
のところへ持っていった。
ジャン・クリストフ
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
“天分”の意味
《名詞》
生まれつきの性質や才能。
天与の職分や分限。
(出典:Wiktionary)
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“天”で始まる語句
天
天井
天鵞絨
天狗
天晴
天幕
天窓
天気
天地
天竺