“楽句”の読み方と例文
読み方割合
がっく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それでも彼は、やはり楽句がっく(楽曲の一節)を組みたてようとりきんでいた。
ジャン・クリストフ (新字新仮名) / ロマン・ロラン(著)
そして音楽の天分てんぶんがゆたかだったので、まだ何の意味いみも持たないものではあったけれど、ともかくも楽句がっくをこしらえ上げることができた。すると彼は喜びいさんで、それを祖父そふのところへ持っていった。
ジャン・クリストフ (新字新仮名) / ロマン・ロラン(著)
楽句がっくが無関心の淵の中に沈み込んでゆくのが感ぜられた。