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大藤村
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おほふぢむら
ふりがな文庫
“
大藤村
(
おほふぢむら
)” の例文
我
(
わ
)
が
養家
(
やうか
)
は
大藤村
(
おほふぢむら
)
の
中萩原
(
なかはぎはら
)
とて、
見
(
み
)
わたす
限
(
かぎ
)
りは
天目山
(
てんもくざん
)
、
大菩薩峠
(
だいぼさつたうげ
)
の
山〻
(
やま/\
)
峰〻
(
みね/\
)
垣
(
かき
)
をつくりて、
西南
(
せいなん
)
にそびゆる
白妙
(
しろたへ
)
の
富士
(
ふじ
)
の
嶺
(
ね
)
は、をしみて
面
(
おも
)
かげを
示
(
し
)
めさねども
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
すて
筆
(
ふで
)
ながく
引
(
ひ
)
いて
見
(
み
)
ともなかりしか
可笑
(
をか
)
し、
桂次
(
けいじ
)
は
東京
(
とうきやう
)
に
見
(
み
)
てさへ
醜
(
わ
)
るい
方
(
はう
)
では
無
(
な
)
いに、
大藤村
(
おほふぢむら
)
の
光
(
ひか
)
る
君
(
きみ
)
歸郷
(
きゝよう
)
といふ
事
(
こと
)
にならば、
機塲
(
はたば
)
の
女
(
をんな
)
が
白粉
(
おしろい
)
のぬりかた
思
(
おも
)
はれると
此處
(
こゝ
)
にての
取沙汰
(
とりさた
)
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
大藤村
(
おほふぢむら
)
にお
作
(
さく
)
が
夢
(
ゆめ
)
ものどかなるべし、四月の十五日
歸國
(
きこく
)
に
極
(
き
)
まりて
土産物
(
みやげもの
)
など
折柄
(
をりから
)
日清
(
につしん
)
の
戰爭畫
(
せんさうぐわ
)
、
大勝利
(
だいしようり
)
の
袋
(
ふくろ
)
もの、ぱちん
羽織
(
はをり
)
の
紐
(
ひも
)
、
白粉
(
をしろい
)
かんざし
櫻香
(
さくらか
)
の
油
(
あぶら
)
、
縁類
(
ゑんるい
)
廣
(
ひろ
)
ければとり/″\に
香水
(
かうすい
)
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
藤
常用漢字
中学
部首:⾋
18画
村
常用漢字
小1
部首:⽊
7画
“大藤”で始まる語句
大藤
大藤棚