トップ
>
夜一夜
>
よつぴて
ふりがな文庫
“
夜一夜
(
よつぴて
)” の例文
今
(
いま
)
にお
帰
(
かへ
)
りに
成
(
な
)
るでござりやしやう。
宿
(
やど
)
でも
心配
(
しんぱい
)
をして
居
(
を
)
りますで、
夜一夜
(
よつぴて
)
寐
(
ね
)
ねえで
捜
(
さが
)
しますで、お
前様
(
めえさま
)
は、まあ、
休
(
やす
)
まつしやりましたが
可
(
よ
)
うござります。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
僕が
傍
(
そば
)
に居ると
智慧
(
ちゑ
)
を付けて邪魔を
為
(
す
)
ると思ふものだから、遠くへ連出して無理往生に納得させる
計
(
はかりごと
)
だなと考着くと、さあ心配で心配で僕は
昨夜
(
ゆふべ
)
は
夜一夜
(
よつぴて
)
寐
(
ね
)
はしない、そんな事は
万々
(
ばんばん
)
有るまいけれど
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
前兆
(
ぜんてう
)
だつたぜ——
俺
(
おら
)
あ
確
(
たしか
)
に
前兆
(
ぜんてう
)
だつたと
思
(
おも
)
ふんだがね。あの
前
(
まへ
)
の
晩
(
ばん
)
から
曉方
(
あけがた
)
までの
椋鳥
(
むくどり
)
の
騷
(
さわ
)
ぎやうと
言
(
い
)
つたら、なあ、
婆
(
ばあ
)
さん。……ぎやあ/\ぎやあ/\
夜一夜
(
よつぴて
)
だ。——お
前
(
まへ
)
さん。
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
夜
常用漢字
小2
部首:⼣
8画
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
夜
常用漢字
小2
部首:⼣
8画
“夜”で始まる語句
夜
夜半
夜更
夜中
夜叉
夜具
夜鷹
夜寒
夜明
夜業