“四五軒”の読み方と例文
読み方割合
しごけん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雨(あめ)にしづくの拍子木(ひやうしぎ)が、雲(くも)の底(そこ)なる十四日(じふよつか)の月(つき)にうつるやうに、袖(そで)の黒(くろ)さも目(め)に浮(う)かんで、四五軒(しごけん)北(きた)なる大銀杏(おほいてふ)の下(した)に響(ひゞ)いた。
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
其(それ)を、四五軒(しごけん)行(い)つた向(むか)う側(がは)に、幅(はゞ)の廣(ひろ)い橋(はし)を前(まへ)にして、木戸(きど)に貸屋札(かしやふだ)として二階家(にかいや)があつた。
松の葉 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
手(て)には小皿(こざら)を持(も)ちたり。四五軒(しごけん)行過(ゆきす)ぎたる威勢(ゐせい)の善(よ)き煮豆屋(にまめや)、振返(ふりかへ)りて、よう!と言(い)ふ。
弥次行 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)