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右手
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ゆんで
ふりがな文庫
“
右手
(
ゆんで
)” の例文
『これが、
私
(
わたくし
)
の
秘密
(
ひみつ
)
に
製造
(
せいざう
)
しつゝある、
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
です。』と、
櫻木海軍大佐
(
さくらぎかいぐんたいさ
)
は
徐
(
おもむ
)
ろに
右手
(
ゆんで
)
を
擧
(
あ
)
げて、
其
(
その
)
船體
(
せんたい
)
を
指
(
ゆびざ
)
した。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
丁度
(
ちょうど
)
十楽院
(
じゅうらくいん
)
の
御陵
(
ごりょう
)
の
近処
(
きんじょ
)
まで来ると、
如何
(
どう
)
したのか、
右手
(
ゆんで
)
にさしておる
傘
(
からかさ
)
が重くなって仕方がない、ぐうと、下の方へ引き付けられる様で、
中々
(
なかなか
)
堪
(
こ
)
らえられないのだ、おかしいと思って
狸問答
(新字新仮名)
/
鈴木鼓村
(著)
『
實
(
じつ
)
に
不思議
(
ふしぎ
)
だ——あの
船脚
(
ふなあし
)
の
速
(
はや
)
い
事
(
こと
)
は——』と
右手
(
ゆんで
)
の
時辰器
(
じしんき
)
を
船燈
(
せんとう
)
の
光
(
ひかり
)
に
照
(
てら
)
して
打眺
(
うちなが
)
めつゝ、
眤
(
じつ
)
と
考
(
かんが
)
へて
居
(
を
)
るのは
本船
(
ほんせん
)
の
一等運轉手
(
チーフメート
)
である。つゞいて
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
我
(
わ
)
が
一等運轉手
(
チーフメート
)
は
急
(
いそが
)
はしく
後部甲板
(
こうぶかんぱん
)
に
走
(
はし
)
つたが、
忽
(
たちま
)
ち
一令
(
いちれい
)
を
掛
(
か
)
けると、
一個
(
いつこ
)
の
信號水夫
(
しんがうすゐふ
)
は、
右手
(
ゆんで
)
に
高
(
たか
)
く
白色球燈
(
はくしよくきうとう
)
を
掲
(
かゝ
)
げて、
左舷船尾
(
さげんせんび
)
の「デツキ」に
立
(
た
)
つた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
右
常用漢字
小1
部首:⼝
5画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“右手”で始まる語句
右手指
右手掌