“ゆんで”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
左手92.9%
弓手4.4%
右手1.8%
一番左手0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
藤枝の左手(ゆんで)がさつと左に開くと、はめこみになつた鏡はそのまま左の縁を中心にしてあたかも箱の蓋のように前にとび出して来た。
殺人鬼 (新字新仮名) / 浜尾四郎(著)
第四行めの『ゆんでゆんで』は、これもむかしのことばで、弓手(ゆんで)弓手と書くのです。弓をもつほうの手、すなわち左手の意味です。
怪奇四十面相 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
丁度(ちょうど)十楽院(じゅうらくいん)の御陵(ごりょう)の近処(きんじょ)まで来ると、如何(どう)したのか、右手(ゆんで)にさしておる傘(からかさ)が重くなって仕方がない、ぐうと、下の方へ引き付けられる様で、中々(なかなか)堪(こ)らえられないのだ、おかしいと思って
狸問答 (新字新仮名) / 鈴木鼓村(著)
ルパンは再び客間に帰って扉口(とぐち)を調べにかかったが一目見て愕然として戦慄した。一目瞭然、扉(ドア)の羽目板は六枚の小板を合せたものであるが、その一番左手(ゆんで)の板が変な具合に嵌(はま)っておる。
水晶の栓 (新字新仮名) / モーリス・ルブラン(著)