“ゆんで”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
左手92.3%
弓手4.8%
右手1.9%
一番左手1.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と先生警抜なことを云って、俯向うつむきざまに、灰を払ったが、左手ゆんでを袖口へ掻込かいこんで胸を張って煙を吸った。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
薄紫の影は窓のしきみより主人が左手ゆんでに持てる「西比利亜サイベリア鉄道の現況」のページの上にちらちらおどりぬ。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
忠利は眼もくれないで、もう次の矢をつるに懸け、足をふみ開いて、弓手ゆんでを眉の上にかざしていた。
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
第四行めの『ゆんでゆんで』は、これもむかしのことばで、弓手ゆんで弓手と書くのです。
怪奇四十面相 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
右手ゆんでにぎる十二サンチほう撃發機げきはつき艦長かんちやう一令いちれいつばかり。
いま一個いつこひとあり、車臺しやだいして、右手ゆんで柄子とりでにぎつて旋廻輪せんくわいりんまわしつゝ
一目瞭然、ドアの羽目板は六枚の小板を合せたものであるが、その一番左手ゆんでの板が変な具合にはまっておる。
水晶の栓 (新字新仮名) / モーリス・ルブラン(著)