トップ
>
可
>
べく
ふりがな文庫
“
可
(
べく
)” の例文
近習番
(
きんじゅうばん
)
木村丈八事、やがて其地に立寄り申す
可
(
べく
)
に
付
(
つき
)
、領内にて相待ち、同道にて帰府のほう都合
宜
(
よろ
)
しかる
可
(
べし
)
——という指令なのであった。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
皆納
(
かいなふ
)
いたし候樣申呉候間甚はだ以て
不便
(
ふびん
)
の至りには候へ共
外
(
ほか
)
に致し方も
無之
(
これなく
)
據
(
よんど
)
ころなく
文
(
ふみ
)
事
賣
(
うり
)
申度存じ候之に依て近日
召連
(
めしつれ
)
出府致し候間
何
(
いづ
)
れへ成共御
世話被下度
(
せわくだされたく
)
此段御
相談
(
さうだん
)
申上奉つり候
猶
(
なほ
)
委細
(
ゐさい
)
は
拜顏
(
はいがん
)
之上申上
可
(
べく
)
候
早々
(
さう/\
)
以上
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
万一、相手方の者、
違
(
たが
)
えあるに於ては、世間へ向ってわらい申す
可
(
べく
)
、当方に違えある時は、即ち、神罰をうくるものなり
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しかるに小次郎は君公の御舟にて遣され、私は其許様お舟にて遣され候旨に御座候処、右、御主君に
被対
(
たいせられ
)
、如何わしく存じ奉候。この儀、私にはお構いなされず候て然る
可
(
べく
)
とぞんじ奉り候
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
近日、鎌倉表へ
召
(
めし
)
ある
可
(
べく
)
。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“可”の意味
《名詞》
(カ)成績や品質などの等級表示で、合格のための最低限のレベル。
(出典:Wiktionary)
可
常用漢字
小5
部首:⼝
5画
“可”を含む語句
可憐
可愛
不可
可恐
可哀
可笑
可惜
可怖
可傷
可怪
可厭
可憫
可怕
許可
可忌
可成
可哀想
可愛想
可訝
可懷
...