“双(そろ)” の例文
旧字:雙
よく考へて見て下され、たとへどのやうな貧苦の中でも二人双(そろ)つて育てる子は長者の暮しといひまする、別れれば片親、何につけても不憫(ふびん)なはこの子とお思ひなさらぬか
にごりえ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
たとへ何のやうな貧苦の中でも二人双(そろ)つて育てる子は長者の暮しといひまする、別れれば片親、何につけても不憫なは此子とお思ひなさらぬか、あゝ腸(はらわた)が腐た人は子の可愛さも分りはすまい
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
たとへ何(ど)のやうな貧苦(ひんく)の中(なか)でも二人(ふたり)双(そろ)つて育(そだ)てる子(こ)は長者(ちやうじや)の暮(くら)しといひまする、別(わか)れゝば片親(かたおや)、何(なに)につけても不憫(ふびん)なは此子(このこ)とお思(おも)ひなさらぬか、あゝ膓(はらはた)が腐(くさつ)た人(ひと)は子(こ)の可愛(かあい)さも分(わか)りはすまい
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)