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双頬
ふりがな文庫
“双頬”のいろいろな読み方と例文
旧字:
雙頬
読み方
割合
そうきょう
83.3%
さうけふ
8.3%
ほお
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうきょう
(逆引き)
そういったかと思うと、三十年間の
櫛風沐雨
(
しっぷうもくう
)
で、
銅
(
あかがね
)
のように焼け爛れた幸太郎の
双頬
(
そうきょう
)
を、大粒の涙が、ほろりほろりと流れた。
仇討三態
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
双頬(そうきょう)の例文をもっと
(10作品)
見る
さうけふ
(逆引き)
ふくよかに
括
(
くゝ
)
れた、美しい顎の下、柔かな
喉
(
のど
)
へかけて、扱帶の跡などは殘つてゐず、少し去つて下の方から覗くと、豊かな
双頬
(
さうけふ
)
に、
匂
(
にほ
)
ふばかりの微笑さへ殘つてゐるではありませんか。
銭形平次捕物控:311 鬼女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
双頬(さうけふ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ほお
(逆引き)
何故かしらず、云い知れぬ気持の緊張に
双頬
(
ほお
)
を白くしながら、キッパリと云った。
暗黒公使
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
双頬(ほお)の例文をもっと
(1作品)
見る
“双頬”の意味
《名詞》
双頬(そうきょう)
左右双方の頬。
(出典:Wiktionary)
双
常用漢字
中学
部首:⼜
4画
頬
部首:⾴
15画
“双”で始まる語句
双
双手
双六
双生児
双方
双眸
双子
双眼鏡
双親
双肌
“双頬”のふりがなが多い著者
九鬼周造
佐々木味津三
林不忘
菊池寛
神西清
夏目漱石
夢野久作
泉鏡花
寺田寅彦
野村胡堂