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さうけふ
ふりがな文庫
“さうけふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
双頬
33.3%
蒼頬
33.3%
雙頬
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
双頬
(逆引き)
ふくよかに
括
(
くゝ
)
れた、美しい顎の下、柔かな
喉
(
のど
)
へかけて、扱帶の跡などは殘つてゐず、少し去つて下の方から覗くと、豊かな
双頬
(
さうけふ
)
に、
匂
(
にほ
)
ふばかりの微笑さへ殘つてゐるではありませんか。
銭形平次捕物控:311 鬼女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
さうけふ(双頬)の例文をもっと
(1作品)
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蒼頬
(逆引き)
その声を我が恋人の声と思ふて聴く時に、恋人の姿は我前にあり、一笑して我を悩殺する
昔日
(
せきじつ
)
の色香は見えず、愁涙の
蒼頬
(
さうけふ
)
に流れて、
紅
(
くれな
)
ゐ
闌干
(
らんかん
)
たるを見るのみ。
我牢獄
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
さうけふ(蒼頬)の例文をもっと
(1作品)
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雙頬
(逆引き)
「幸に
濃妝
(
のうせう
)
をもつて妾が
雙頬
(
さうけふ
)
の
啼痕
(
ていこん
)
を
掩
(
おほ
)
ふを得るも
菱華
(
りやうくわ
)
は独り妾が
妝前
(
せうぜん
)
の
愁眉
(
しうび
)
を
照
(
てら
)
さざる殆ど稀なり」という文体である。
婦人と文学
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
さうけふ(雙頬)の例文をもっと
(1作品)
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