“千倍”の読み方と例文
読み方割合
せんばい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
現世このよ存在得ありうべからざる海魔かいまとか船幽靈ふなゆうれいとかよりは百倍ひやくばい千倍せんばい恐怖おそるべきあるもの仕業しわざで、なに企圖くわだつるところがあつて、弦月丸げんげつまる彼處かしこ海上かいじやう誘引おびせやうとしたのではあるまいか
あいちやんはそれが自分じぶんうさぎだとつて、おくをもゆるがさんばかりにガタ/\ふるあがりました、自分じぶんうさぎよりもほとんど千倍せんばいいまおほきくなつてるのだからなにおそれる理由わけはないのですが
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)