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切捲
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きりまく
ふりがな文庫
“
切捲
(
きりまく
)” の例文
いよいよ街頭に立つまでの陣容を整えるにはかなりの長い準備を要したので、
一
(
ひ
)
と
度
(
たび
)
起
(
た
)
つや
忽
(
たちま
)
ち疾風枯葉を巻くが如くに文壇を
切捲
(
きりまく
)
ったのも当然である。
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
これは
若
(
も
)
し乱暴でも仕掛けたときは柱を楯に取って
多勢
(
おおぜい
)
を相手に
切捲
(
きりまく
)
ろうという、そこで床柱の
際
(
きわ
)
へ坐りました。
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
飛違
(
とびちが
)
へ未だ
生若
(
なまわか
)
き腕ながら一
生
(
しやう
)
懸命
(
けんめい
)
切捲
(
きりまく
)
れば流石に武士の
働
(
はたら
)
きには敵し難くや駕籠舁ども是は
叶
(
かな
)
はじと
逃出
(
にげいだ
)
すを
何國迄
(
いづくまで
)
もと
追行
(
おひゆく
)
中
(
うち
)
豫
(
かね
)
て
相※
(
あひづ
)
やなしたりけん地藏堂の
扉
(
とびら
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
取に左仲は
最早
(
もはや
)
一
生懸命
(
しやうけんめい
)
腰
(
こし
)
の一
刀
(
たう
)
拔
(
ぬ
)
き放し
切
(
きつ
)
て懸ればソリヤ
拔
(
ぬい
)
たぞと兩方より手に/\
晃
(
きらめ
)
く
山刀
(
やまがたな
)
請
(
うけ
)
つ流しつ
切結
(
きりむす
)
ぶ左仲は茲ぞ死物狂ひと働け共二人の賊は事ともせず
斬立々々
(
きりたて/\
)
切捲
(
きりまく
)
れば終に左仲は斬立られ
這
(
こ
)
は
叶
(
かな
)
はじと
逃
(
にげ
)
行を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
捲
漢検準1級
部首:⼿
11画
“切”で始まる語句
切
切支丹
切尖
切先
切羽
切々
切符
切歯
切迫
切通