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切結
ふりがな文庫
“切結”の読み方と例文
読み方
割合
きりむす
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きりむす
(逆引き)
此方
(
こなた
)
も心得たりと抜き放ち、二、三
合
(
ごう
)
切結
(
きりむす
)
ぶ
中
(
うち
)
、以前の侍足を踏み滑べらせ路の片側なる
崖
(
がけ
)
の
方
(
かた
)
へと落ち込む
途端
(
とたん
)
裾
(
すそ
)
を払ひし
早業
(
はやわざ
)
に、一人は脚にても
斬
(
き
)
られ候や
榎物語
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
三人の眼は朝から晩までお竹を追って、六条の真剣のように、火花を散らして
切結
(
きりむす
)
んでいたのです。
奇談クラブ〔戦後版〕:15 お竹大日如来
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
飄
(
かは
)
し汝此地に來りしと
聞
(
きゝ
)
渺々
(
はる/″\
)
尋ねし
甲斐
(
かひ
)
有
(
あつ
)
て
祝着
(
しうちやく
)
なり無念を
晴
(
はら
)
す時
到
(
いた
)
れり
覺悟
(
かくご
)
せよと
云
(
いひ
)
さま替の
筒脇差
(
つゝわきざし
)
にて切かゝり互ひに
劣
(
おと
)
らず
切結
(
きりむす
)
びしが六郎右衞門が
苛
(
いら
)
つて
打込
(
うちこむ
)
脇差にて
竿竹
(
さをだけ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
切結(きりむす)の例文をもっと
(3作品)
見る
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
結
常用漢字
小4
部首:⽷
12画
“切”で始まる語句
切
切支丹
切尖
切先
切羽
切々
切符
切歯
切迫
切通
“切結”のふりがなが多い著者
作者不詳
永井荷風
野村胡堂