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切捲
ふりがな文庫
“切捲”の読み方と例文
読み方
割合
きりまく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きりまく
(逆引き)
いよいよ街頭に立つまでの陣容を整えるにはかなりの長い準備を要したので、
一
(
ひ
)
と
度
(
たび
)
起
(
た
)
つや
忽
(
たちま
)
ち疾風枯葉を巻くが如くに文壇を
切捲
(
きりまく
)
ったのも当然である。
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
これは
若
(
も
)
し乱暴でも仕掛けたときは柱を楯に取って
多勢
(
おおぜい
)
を相手に
切捲
(
きりまく
)
ろうという、そこで床柱の
際
(
きわ
)
へ坐りました。
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
飛違
(
とびちが
)
へ未だ
生若
(
なまわか
)
き腕ながら一
生
(
しやう
)
懸命
(
けんめい
)
切捲
(
きりまく
)
れば流石に武士の
働
(
はたら
)
きには敵し難くや駕籠舁ども是は
叶
(
かな
)
はじと
逃出
(
にげいだ
)
すを
何國迄
(
いづくまで
)
もと
追行
(
おひゆく
)
中
(
うち
)
豫
(
かね
)
て
相※
(
あひづ
)
やなしたりけん地藏堂の
扉
(
とびら
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
切捲(きりまく)の例文をもっと
(3作品)
見る
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
捲
漢検準1級
部首:⼿
11画
“切”で始まる語句
切
切支丹
切尖
切先
切羽
切々
切符
切歯
切迫
切通
“切捲”のふりがなが多い著者
作者不詳
内田魯庵
三遊亭円朝