“切捲”の読み方と例文
読み方割合
きりまく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いよいよ街頭に立つまでの陣容を整えるにはかなりの長い準備を要したので、たびつやたちまち疾風枯葉を巻くが如くに文壇を切捲きりまくったのも当然である。
これはし乱暴でも仕掛けたときは柱を楯に取って多勢おおぜいを相手に切捲きりまくろうという、そこで床柱のきわへ坐りました。
飛違とびちがへ未だ生若なまわかき腕ながら一しやう懸命けんめい切捲きりまくれば流石に武士のはたらきには敵し難くや駕籠舁ども是はかなはじと逃出にげいだすを何國迄いづくまでもと追行おひゆくうちかね相※あひづやなしたりけん地藏堂のとびら
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)