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会
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くわ
ふりがな文庫
“
会
(
くわ
)” の例文
旧字:
會
フト
何処
(
どこ
)
かの隅っこで飛んでもない事柄に
出
(
で
)
っ
会
(
くわ
)
すような気がした。何かしら素晴しいものが発見できそうにも思われた。
一寸法師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「悪かった! 途中で出っ
会
(
くわ
)
したか。ウウム、こういうことになるなら、知らせておくんじゃなかったのに」
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
又は大地震に出っ
会
(
くわ
)
した時とかに、覚えず知らず時計を見る癖があるものですが、私がその時ふいと時計を出して見たのも大方それに似たような気持だったでしょう。
痴人の愛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
解
(
わか
)
らない文字に出
会
(
くわ
)
す度にヌエは
傍
(
そば
)
から日本の辞書を引いて説明して
呉
(
く
)
れた。七篇の
中
(
うち
)
で「新しい建物に」と云ふ詩は近頃の君の象徴だらうと云つたら、ヌエは淋し
相
(
さう
)
に
微笑
(
ほゝゑ
)
んで
頷
(
うなづ
)
いた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
俺はまだ君のような
対手
(
あいて
)
に出っ
会
(
くわ
)
したことがない。ガニマールでもショルムスでも俺はいつも奴らを
嬲
(
なぶ
)
ってやったんだ。だが俺は白状するが、今は俺の方が君に負けていると見なければならない。
奇巌城:アルセーヌ・ルパン
(新字新仮名)
/
モーリス・ルブラン
(著)
▼ もっと見る
「へんなところで、でッ
会
(
くわ
)
したな。目がわるいようすだから、一つ、からかッてやろうかしら」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こういうことに
出
(
で
)
ッ
会
(
くわ
)
すと、がんらい、ジッとしていられない
性分
(
しょうぶん
)
。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“会”の意味
《名詞》
(カイ)一定の目的をもって人が集まること。会合、集会。
(カイ)一定の目的をもって組織された集団。会派。
(出典:Wiktionary)
会
常用漢字
小2
部首:⼈
6画
“会”を含む語句
機会
出会
立会
都会
会話
宴会
教会
社会
夜会服
会合
会得
集会
会釈
附会
会堂
茶会
密会
会場
会議
黙会
...