トップ
>
伊勢屋
>
いせや
ふりがな文庫
“
伊勢屋
(
いせや
)” の例文
「病人はありました、松永町の
伊勢屋
(
いせや
)
の隠居、——これはもう長い間の病人でだいぶよくなっていたんだが、近頃の暑さでぶり返しましてな」
銭形平次捕物控:095 南蛮仏
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
亭「へゝゝゝゝ御心配はありませんから、奥の六畳は
伊勢屋
(
いせや
)
の蔵の側で
彼処
(
あすこ
)
は誰にも知れませんから彼処にしましょう」
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
今食う米が無くて、ひもじい腹を
抱
(
かかえ
)
て考え込む私達だ。そんな
伊勢屋
(
いせや
)
の隠居が心学に凝り固まったような、そんな
暢気
(
のんき
)
な事を言って生きちゃいられん!
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
伊勢屋
(
いせや
)
の男共は見付
扨
(
さて
)
こそ盜人は此坊主ならんと大勢にて
難
(
なん
)
なく旅僧を捕へたり三郎
兵衞
(
べゑ
)
は家内を改め見るに金五百兩
有
(
あら
)
ねば金は何所へ隱せしぞと彼の旅僧を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
出す事ゆゑ忠八
此金
(
このかね
)
算段
(
さんだん
)
せられよと申ければ忠八は
打悦
(
うちよろこ
)
び其金子
必
(
かなら
)
ず
調達
(
てうだつ
)
致
(
いた
)
すべし
私
(
わたく
)
し一ツの
工夫
(
くふう
)
有
(
あり
)
とて清三郎に
耳語
(
さゝやき
)
頼
(
たの
)
み
其夜
(
そのよ
)
油町
(
あぶらちやう
)
新道
(
しんみち
)
伊勢屋
(
いせや
)
三郎兵衞方へ
忍
(
しの
)
び入て金五百兩を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
雲源
(
うんげん
)
と申十五
歳
(
さい
)
の
時
(
とき
)
出家仕
(
しゆつけつかま
)
つり候へども
幼少
(
えうせう
)
より
盜
(
ぬす
)
み
心
(
こゝろ
)
あり
成人
(
せいじん
)
なすに
付
(
つけ
)
尚々
(
なほ/\
)
相募
(
あひつの
)
り
既
(
すで
)
に一
昨夜
(
さくや
)
伊勢屋
(
いせや
)
へ
忍
(
しの
)
び
入
(
いり
)
て金五百兩
盜
(
ぬす
)
み取其隣の
金屋
(
かなや
)
とやらんへも
忍入
(
しのびいつ
)
て
盜
(
ぬす
)
み
致
(
いた
)
し出る處を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
伊
漢検準1級
部首:⼈
6画
勢
常用漢字
小5
部首:⼒
13画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“伊勢屋”で始まる語句
伊勢屋玉吉