“忍入”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しのびい77.8%
しのびいつ11.1%
しのびいり11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一体、この賊はどこから忍入しのびいり、どこから逃出したのであろう。先ず、この家には普通に人の出入する箇所が三つあった。
孤島の鬼 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
雲源うんげんと申十五さいとき出家仕しゆつけつかまつり候へども幼少えうせうよりぬすこゝろあり成人せいじんなすにつけ尚々なほ/\相募あひつのすでに一昨夜さくや伊勢屋いせやしのいりて金五百兩ぬすみ取其隣の金屋かなやとやらんへも忍入しのびいつぬすいたし出る處を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
見ると欲心よくしんきざし年寄たる女一人おそるべきにあらずと思ひ其夜忍入しのびいりて殺害なし金子奪ひ取り候と其手續きを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)