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忍返
ふりがな文庫
“忍返”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しのびがえ
36.8%
しのびがへ
31.6%
しのびがえし
21.1%
しのびかえし
5.3%
しのびがへし
5.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しのびがえ
(逆引き)
この後者の仲間の中に一際目立って、ニューゲートの
忍返
(
しのびがえ
)
しを打ってある塀の一小片が生きて来たように、ジェリーが立っていた。
二都物語:01 上巻
(新字新仮名)
/
チャールズ・ディケンズ
(著)
忍返(しのびがえ)の例文をもっと
(7作品)
見る
しのびがへ
(逆引き)
道に沿ふて高い石垣を
築
(
きづ
)
き、其の上へ城のやうに白壁の塀を
𢌞
(
めぐ
)
らした家もあつた。
邸風
(
やしきふう
)
の
忍返
(
しのびがへ
)
しが
棘々
(
とげ/\
)
と
長屋門
(
ながやもん
)
の横に突き出てゐた。
東光院
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
忍返(しのびがへ)の例文をもっと
(6作品)
見る
しのびがえし
(逆引き)
しかして
凡
(
すべ
)
てこの世界のあくまで
下世話
(
げせわ
)
なる感情と生活とはまたこの世界を構成する
格子戸
(
こうしど
)
、
溝板
(
どぶいた
)
、
物干台
(
ものほしだい
)
、
木戸口
(
きどぐち
)
、
忍返
(
しのびがえし
)
なぞいう
道具立
(
どうぐだて
)
と一致している。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
忍返(しのびがえし)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
しのびかえし
(逆引き)
よしんば錠が下してなかったとしても、その窓の外には、台所の屋根の上に二坪ほどの物干場があり、その周りには厳重な針金の
忍返
(
しのびかえし
)
がついている。
銀座幽霊
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
忍返(しのびかえし)の例文をもっと
(1作品)
見る
しのびがへし
(逆引き)
銃槍
(
じゆうそう
)
の
忍返
(
しのびがへし
)
を打ちたる
石塀
(
いしべい
)
を
溢
(
あふ
)
れて
一本
(
ひともと
)
の梅の咲誇れるを、
斜
(
ななめ
)
に軒ラムプの照せるがその
門
(
かど
)
なり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
忍返(しのびがへし)の例文をもっと
(1作品)
見る
忍
常用漢字
中学
部首:⼼
7画
返
常用漢字
小3
部首:⾡
7画
“忍”で始まる語句
忍
忍耐
忍辱
忍冬
忍術
忍坂
忍足
忍草
忍入
忍川
“忍返”のふりがなが多い著者
チャールズ・ディケンズ
尾崎紅葉
上司小剣
大阪圭吉
エドガー・アラン・ポー
永井荷風
泉鏡太郎
泉鏡花
野村胡堂