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仕損
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しそこ
ふりがな文庫
“
仕損
(
しそこ
)” の例文
あ「いゝえお
母
(
っか
)
さんは今日は
五度
(
いつたび
)
御膳を
食
(
あが
)
って、
終
(
しま
)
いにはお鉢の中へ手を
突込
(
つッこ
)
んで
食
(
あが
)
って、
仕損
(
しそこ
)
ないを三度してお
襁褓
(
しめ
)
を洗った」
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「まア、お勢ちゃん、大変ねエ——その姿で町を歩くと、身投げの
仕損
(
しそこ
)
ないと間違えられるわよ。お秀さんの家はすぐそこだから、ともかく
浴衣
(
ゆかた
)
でも借りて帰っちゃどう?」
銭形平次捕物控:125 青い帯
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
その
曉
(
あかつき
)
に
何
(
なに
)
かいさゝか
仕損
(
しそこ
)
なゐでもこしらゆれば
我
(
わ
)
れは
首尾
(
しゆび
)
よく
離縁
(
りえん
)
になりて、一
本
(
ぽん
)
立
(
だち
)
の
野中
(
のなか
)
の
杉
(
すぎ
)
ともならば、
其
(
そ
)
れよりは
我
(
わ
)
が
自由
(
じゆう
)
にて
其時
(
そのとき
)
に
幸福
(
しやわせ
)
といふ
詞
(
ことば
)
を
與
(
あた
)
へ
給
(
たま
)
へと
笑
(
わら
)
ふに
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
「おできなのか。おれはまた心中でも
仕損
(
しそこ
)
なったのかと思ったのだ。」
香爐を盗む
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
仕
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
損
常用漢字
小5
部首:⼿
13画
“仕”で始まる語句
仕
仕業
仕事
仕舞
仕度
仕方
仕合
仕出来
仕掛
仕様