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五月山
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さつきやま
ふりがな文庫
“
五月山
(
さつきやま
)” の例文
駕籠
(
かご
)
なんぞに
窮屈
(
きうくつ
)
な
思
(
おも
)
ひをして
乘
(
の
)
つてゐるよりは、
輕
(
かる
)
い
塵埃
(
ほこり
)
の
立
(
た
)
つ
野路
(
のぢ
)
をば、
薄墨
(
うすずみ
)
に
霞
(
かす
)
んだ
五月山
(
さつきやま
)
の
麓
(
ふもと
)
を
目當
(
めあ
)
てに
歩
(
ある
)
いてゐた
方
(
はう
)
が、どんなに
樂
(
たの
)
しみか
知
(
し
)
れなかつた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
五月山
(
さつきやま
)
の
木
(
き
)
が一
本
(
ぽん
)
々々
(
/\
)
數
(
かぞ
)
へられるやうになると、
池田
(
いけだ
)
の
町
(
まち
)
は
直
(
す
)
ぐ
長
(
なが
)
い
坂
(
さか
)
の
下
(
した
)
に
見
(
み
)
おろされた。
此處
(
ここ
)
からはもう
多田院
(
ただのゐん
)
へ一
里
(
り
)
、
開帳
(
かいちやう
)
の
賑
(
にぎは
)
ひは、この
小都會
(
せうとくわい
)
をもざわつかしてゐた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
今
(
いま
)
まで
前面
(
ぜんめん
)
に
見
(
み
)
てゐた
五月山
(
さつきやま
)
の
裏
(
うら
)
を、これからは
後方
(
うしろ
)
に
振
(
ふ
)
りかへるやうになつた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
“五月山”の解説
五月山(さつきやま)は、大阪府池田市から箕面市にかけて連なる北摂山系の山地と大阪平野の境界部に当たる山で、大阪50山の一つ。はっきりとしたピークはなく、日の丸展望台脇の三等三角点を一般に標高としている。かつては池田山と呼ばれた。三角点に『標高314.9m。千代山(チヨヤマ)』と表記あり。
(出典:Wikipedia)
五
常用漢字
小1
部首:⼆
4画
月
常用漢字
小1
部首:⽉
4画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“五月”で始まる語句
五月雨
五月蠅
五月
五月闇
五月蝿
五月幟
五月晴
五月目
五月野
五月処女