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事実
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じゞつ
ふりがな文庫
“
事実
(
じゞつ
)” の例文
旧字:
事實
一ツは
好事家
(
かうずか
)
の
随筆
(
ずゐひつ
)
に、
物凄
(
ものすご
)
くも
又
(
また
)
恐
(
おそ
)
ろしく
記
(
しる
)
される。
浅
(
あさ
)
く
案
(
あん
)
ずるに、
此
(
こ
)
の
随筆
(
ずゐひつ
)
から
取
(
と
)
つて
講釈
(
かうしやく
)
に
仕組
(
しく
)
んで
演
(
えん
)
ずるのであらうと
思
(
おも
)
ふが、
書
(
か
)
いた
方
(
はう
)
を
読
(
よ
)
むと、
嘘
(
うそ
)
らしいが
魅
(
み
)
せられて
事実
(
じゞつ
)
に
聞
(
き
)
こえる。
怪力
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
が、
想像
(
さうざう
)
は
矢張
(
やはり
)
悪
(
わる
)
い
方
(
はう
)
へばかり
走
(
はし
)
らうとする。
如何
(
どう
)
かすると、
恋人
(
こひゞと
)
の
有
(
あ
)
つたことを、
既
(
すで
)
に
動
(
うごか
)
すべからざる
事実
(
じゞつ
)
と
決
(
き
)
めて
了
(
しま
)
つてゐる。
而
(
さう
)
して、
其事実
(
そのじゞつ
)
のうへに、
色々
(
いろ/\
)
の
不幸
(
ふかう
)
な
事実
(
じゞつ
)
をさへ
築
(
きづき
)
あげてゐる。
背負揚
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
後
(
あと
)
は
何
(
なん
)
のことか
解
(
わか
)
らぬ。が
事実
(
じゞつ
)
は
事実
(
じゞつ
)
である。
背負揚
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
“事実”の意味
《名詞》
事 実(じじつ)
実際に起こった事柄。
(出典:Wiktionary)
“事実”の解説
事実(じじつ、la: factum、fr: fait、en: fact)とは、
ことの真実。真実のことがら。本当にあったことがら。
(哲学用語)もともと神によってなされたことを意味し、時間と空間の中に見出される実在的なできごとや存在のこと。
(出典:Wikipedia)
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
実
常用漢字
小3
部首:⼧
8画
“事実”で始まる語句
事実上
事実譚
事実談
事実与件
事実奇談
事実文編