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予感
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よかん
ふりがな文庫
“
予感
(
よかん
)” の例文
旧字:
豫感
こんどは、きっと当たる。なんとなく、そういう
予感
(
よかん
)
を持っていた。それだけに、かれは、
別府
(
べっぷ
)
さんのことばにたいして、「はい。」と、すなおな返事がしにくかった。
星野くんの二塁打
(新字新仮名)
/
吉田甲子太郎
(著)
たとえ、はっきりと
頭
(
あたま
)
に
考
(
かんが
)
えなくとも、一
時
(
じ
)
にせよ、その
予感
(
よかん
)
に
囚
(
とら
)
えられたのかもしれない。いつになく、
遠
(
とお
)
い
静
(
しず
)
かな
気持
(
きも
)
ちで、
彼
(
かれ
)
は、
雲
(
くも
)
のゆくのをじっと
見守
(
みまも
)
っていました。
深山の秋
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
もとより、ここで呂宋兵衛と
出会
(
であ
)
おうとは、
夢
(
ゆめ
)
にも
予感
(
よかん
)
をもたないのだった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
にわかに
胸
(
むな
)
さわぎがして、
暗
(
くら
)
い
予感
(
よかん
)
がしてきた。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
無益
(
むえき
)
な
予感
(
よかん
)
に似たその光が
詩集夏花
(新字旧仮名)
/
伊東静雄
(著)
▼ もっと見る
不吉
(
ふきつ
)
な
予感
(
よかん
)
……
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
いわつばめは、
不吉
(
ふきつ
)
な
予感
(
よかん
)
がしたように、いきいきとした
顔
(
かお
)
をくもらしました。
しんぱくの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
さすがの
民部
(
みんぶ
)
にもそれをはばむことはできない。かれはとちゅうの変をあんじ、伊那丸じしんがとおく旅する危険を
予感
(
よかん
)
しているが、孝の一
言
(
ごん
)
! それをさえぎる
文字
(
もじ
)
は、兵法にもなかった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
予
常用漢字
小3
部首:⼅
4画
感
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
“予”で始まる語句
予
予々
予期
予言
予想
予譲
予定
予章
予測
予告