乘越のりこ)” の例文
新字:乗越
意氣込いきごんではなしをすると——道理だうりこそ……三光社さんくわうしや境内けいだい大變たいへん赤蜻蛉あかとんぼで、あめ水溜みづたまりのあるところへ、びながらすい/\とりるのが一杯いつぱいで、うへ乘越のりこしさうでらなかつた。
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
あなたにおわかれしてからの電車でんしやなかで、私は今夜こんやはじめて乘越のりこしといふ失敗しつぱいをしました。
冬を迎へようとして (旧字旧仮名) / 水野仙子(著)
米突メートル——二米突メートル——三米突メートル——端艇ボートならばすくなくも半艇身はんていしん以上いじやうふね乘越のりこした。
はつとおもつたが、一向いつかう平氣へいきで、甲府かふふ飯田町いひだまち乘越のりこすらしい。
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)