中風患者ちゅうぶかんじゃ)” の例文
はすでにぼっした。イワン、デミトリチはかおまくらうずめて寐台ねだいうえよこになっている。中風患者ちゅうぶかんじゃなにかなしそうにしずかきながら、くちびるうごかしている。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
あさには患者等かんじゃらは、中風患者ちゅうぶかんじゃと、油切あぶらぎった農夫のうふとのほかみんな玄関げんかんって、一つ大盥おおだらいかおあらい、病院服びょういんふくすそき、ニキタが本院ほんいんからはこんでる、一ぱいさだめられたるちゃすずうつわすするのである。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
ひだりほう中風患者ちゅうぶかんじゃには始終しじゅうさじでもって食事しょくじをさせる。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)