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不満
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ふまん
ふりがな文庫
“
不満
(
ふまん
)” の例文
旧字:
不滿
ほかの生徒たちは小さなイスに
腰
(
こし
)
かけて、みんな手をあげています。先生は
教壇
(
きょうだん
)
にすわって、
不満
(
ふまん
)
そうな顔をしています。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
『
日本
(
にっぽん
)
一の
日
(
ひ
)
の
御子
(
みこ
)
から
又
(
また
)
なきものに
愛
(
いつく
)
しまれる……。』そう
思
(
おも
)
う
時
(
とき
)
に、
姫
(
ひめ
)
の
心
(
こころ
)
からは一
切
(
さい
)
の
不満
(
ふまん
)
、一
切
(
さい
)
の
苦労
(
くろう
)
が
煙
(
けむり
)
のように
消
(
き
)
えて
了
(
しま
)
うのでした。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
『では
私
(
わたくし
)
などは
徒
(
いたずら
)
に
苦
(
くるし
)
み、
不満
(
ふまん
)
を
鳴
(
なら
)
し、
人間
(
にんげん
)
の
卑劣
(
ひれつ
)
に
驚
(
おどろ
)
いたりばかりしていますから、
白痴
(
はくち
)
だと
有仰
(
おっしゃ
)
るのでしょう。』
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
咲耶子
(
さくやこ
)
と
竹童
(
ちくどう
)
は、じぶんたちに
指図
(
さしず
)
のないのを、やや
不満
(
ふまん
)
に思って、おなじように身じたくをしようとしながら
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その後は
細君
(
さいくん
)
から
不満
(
ふまん
)
をうったえられても
相手
(
あいて
)
にならず、ひややかな気まずいそぶりをされても、へいきに
見流
(
みなが
)
しておった。そうして新小川町に十
余年
(
よねん
)
おった。
老獣医
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
▼ もっと見る
と、つめたい声で
不満
(
ふまん
)
そうに言った。おかみさんは、たじたじと
後
(
うし
)
ろにさがり
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
いまガチョウが、じぶんのことはスラスラ答えたのに、ニールスのこととなると、
逃
(
に
)
げるような返事しかしなかったのが、
不満
(
ふまん
)
でならなかったのです。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
と、
長安
(
ながやす
)
は
不満
(
ふまん
)
な色をたたえた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「わたしがいまお話したことだけでは、ご
不満
(
ふまん
)
のようですね。」
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
“不満(フラストレーション)”の解説
フラストレーション(frustration)とは、欲求が何らかの障害によって阻止され、満足されない状態にあること。またその結果生じる不快な緊張や不安と不満。「欲求不満」「欲求阻止」「要求不満」「要求阻止」などと訳される。
(出典:Wikipedia)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
満
常用漢字
小4
部首:⽔
12画
“不満”で始まる語句
不満足
不満家
不満連