“シヤンハイ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:しやんはい
語句割合
上海100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とまれ、十年前ねんまへあきの一乳色ちゝいろ夜靄よもやめた上海シヤンハイのあの茶館ツアコハン窓際まどぎはいた麻雀牌マアジヤンパイこのましいおといまぼく胸底きようていなつかしい支那風しなふうおもさせずにはおかない。
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
継母はおくみを今のうちへくれといて、後の夫と台湾へ行つてしまつたのだつたが、このときには上海シヤンハイにゐるとかいふ事を、養母が赤十字病院の人に聞いたくらゐのことで
桑の実 (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
上海シヤンハイがへえつちやぐつとさがつちやつてな、あつちぢやどれほどやすいもんだかよ、しなすくねえときやすくなるつちうんだから商人あきんどまうからねえ」天秤てんびんかついでかれまたさら
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)