トップ
>
わらび
ふりがな文庫
“わらび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
蕨
83.7%
藁火
11.5%
薇
2.9%
稿火
1.0%
蕨粉
1.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蕨
(逆引き)
辰男の明方の夢には、
蕨
(
わらび
)
の
萌
(
も
)
える学校裏の山が現われて、そこには可愛らしい
山家乙女
(
やまがおとめ
)
が真白な手を
露
(
む
)
きだして草を刈りなどしていた。
入江のほとり
(新字新仮名)
/
正宗白鳥
(著)
わらび(蕨)の例文をもっと
(50作品+)
見る
藁火
(逆引き)
そうでなければ
蕎麦粉
(
そばこ
)
などとともに練って、
手毬
(
てまり
)
ほどの大さに丸め、
藁火
(
わらび
)
や炉の中に転がして焼いて一朝の飯の代りにした。
食料名彙
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
わらび(藁火)の例文をもっと
(12作品)
見る
薇
(逆引き)
白樺の性根の失せて
脆
(
もろ
)
い枝や、
柔嫩
(
じゅうなん
)
な手で人の
脛
(
すね
)
を撫でる、湿った
薇
(
わらび
)
や、苔や、古い落葉の泉なす液汁や、ジメジメする草花の
絨氈
(
じゅうたん
)
やそんなものが、むちゃくちゃに掻き廻されて、緑の香が強い
梓川の上流
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
わらび(薇)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
稿火
(逆引き)
命
(
いのち
)
たすかりたるのち
春暖
(
しゆんだん
)
にいたれば
腫
(
はれ
)
病
(
やまひ
)
となり
良医
(
りやうい
)
も
治
(
ぢ
)
しがたし。
凍死
(
こゞえしゝ
)
たるはまづ
塩
(
しほ
)
を
熬
(
いり
)
て
布
(
ぬの
)
に
包
(
つゝみ
)
しば/\
臍
(
へそ
)
をあたゝめ
稿火
(
わらび
)
の
弱
(
よわき
)
をもつて
次第
(
しだい
)
に
温
(
あたゝむ
)
べし、
助
(
たすか
)
りたるのち
病
(
やまひ
)
を
発
(
はつ
)
せず。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
わらび(稿火)の例文をもっと
(1作品)
見る
蕨粉
(逆引き)
四軒茶屋あり。(此まで廿四丁也。)
蕨粉
(
わらび
)
餅を売る、妙なり。又上ること一里
許
(
きよ
)
、山少くおもむろに石も亦少し。路傍は
草莽
(
さうもう
)
にて、
巓
(
いたゞき
)
は
禿
(
とく
)
せり。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
わらび(蕨粉)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
わらびこ
ぜんまい