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藁火
ふりがな文庫
“藁火”の読み方と例文
読み方
割合
わらび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わらび
(逆引き)
気がついた時には、
乃公
(
おれ
)
は
藁火
(
わらび
)
の傍に大勢に取巻かれていた。大方乃公が死んだと思って火葬にする積りだったのだろう。気の早い奴等だ。
いたずら小僧日記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
そうでなければ
蕎麦粉
(
そばこ
)
などとともに練って、
手毬
(
てまり
)
ほどの大さに丸め、
藁火
(
わらび
)
や炉の中に転がして焼いて一朝の飯の代りにした。
食料名彙
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
「おい、早く火を焚きな、火を。そんな……丸太ん棒を持って来たってどうなるもんか、
藁火
(
わらび
)
だ、藁を持って来いやい」
大菩薩峠:26 めいろの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
藁火(わらび)の例文をもっと
(12作品)
見る
藁
漢検準1級
部首:⾋
17画
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
“藁火”で始まる語句
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