“れつざ”の漢字の書き方と例文
語句割合
列座100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
殘らず呼集よびあつめ次右衞門三五郎正座になほ座傍かたはらには寺社奉行じしやぶぎやう并びに遠藤喜助小林軍次郎等列座れつざにて一人々々に呼出よびいだし澤の井の宿を吟味ぎんみに及ぶも名主を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
おもつてお請申うけまをせば、列座れつざ方々かた/″\滿足々々まんぞく/\とのたまふこゑずらりと行渡ゆきわたる。
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
取て奉行所へ差出しにおよびけりよつて享保きやうほ十一年正月二十三日右一けんにつき又々評定所へ前々の通り夫々の役人列座れつざある願人憑司并に郡奉行伊藤いとう半右衞門等は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
列座れつざ方々かた/″\、いづれもかね御存ごぞんじのごとく、それがし勝手かつて不如意ふによいにて、すで先年せんねん公義こうぎより多分たぶん拜借はいしやくいたしたれど、なか/\それにて取續とりつゞかず、此際このさい家政かせい改革かいかくして勝手かつてとゝのまをさでは、一家いつかつひあやふさふらふ
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
に御名將の思召おぼしめしいさぎよく御座候と申上られ是より中納言樣には御老中御列座れつざの御席へ渡らせ給ひ越前守を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)