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よふけ
ふりがな文庫
“よふけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
夜更
74.1%
深更
9.5%
夜深
8.6%
深夜
6.9%
夜闌
0.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夜更
(逆引き)
哲郎は何かたべ物でも買って往きたいと思いだしたが、さて何を買って好いやら、この
夜更
(
よふけ
)
に何があるものやらちょと思いだせなかった。
青い紐
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
よふけ(夜更)の例文をもっと
(50作品+)
見る
深更
(逆引き)
鶴岡
(
つるおか
)
城下の話であるが、
某
(
ある
)
深更
(
よふけ
)
に一人の武士が
田圃路
(
たんぼみち
)
を通っていると、焔のない
火玉
(
ひのたま
)
がふうわりと眼の前を通った。
鬼火を追う武士
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
よふけ(深更)の例文をもっと
(11作品)
見る
夜深
(逆引き)
そよそよと流れて来る
夜深
(
よふけ
)
の風には青くさい
椎
(
しい
)
の花と野草の
匂
(
におい
)
が含まれ、松の
聳
(
そび
)
えた
堀向
(
ほりむこう
)
の空から突然
五位鷺
(
ごいさぎ
)
のような鳥の声が聞えた。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
よふけ(夜深)の例文をもっと
(10作品)
見る
▼ すべて表示
深夜
(逆引き)
そして下男の吾郎も、それから時々
深夜
(
よふけ
)
の邸内を白い背の高い幽霊が、ふわふわと歩いているのを見たといいます。博士は九月八日の
深夜
(
よふけ
)
書斎で殺されたのです。
幽霊屋敷の殺人
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
よふけ(深夜)の例文をもっと
(8作品)
見る
夜闌
(逆引き)
蟲
(
むし
)
の
中
(
なか
)
でもばつたは
賢
(
かしこ
)
い
蟲
(
むし
)
でした。この
頃
(
ごろ
)
は、
日
(
ひ
)
がな一
日
(
にち
)
月
(
つき
)
のよい
晩
(
ばん
)
などは、その
月
(
つき
)
や
星
(
ほし
)
のひかりをたよりに
夜露
(
よつゆ
)
のとつぷりをりる
夜闌
(
よふけ
)
まで、
母娘
(
おやこ
)
でせつせと
機
(
はた
)
を
織
(
を
)
つてゐました。
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
よふけ(夜闌)の例文をもっと
(1作品)
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