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よあ
ほがら/\といふと、
夜明けの
空のあかるさを
示す
言葉です。それを、
月の
照つてゐる
空の
形容に
用ひたので、いかにも
晝のような
明るい
天が
感じられます。
令史少からず
顛動して、
夜明けて
道士の
許に
到り
嗟歎して
云ふ、
寔に
魅のなす
業なり。
某將是を
奈何せむ。
道士の
曰く、
君乞ふ
潛にうかゞふこと
更に
一夕なれ。
「これから
都田川の手まえまでいって、
夜明かしで、人の死に
場所をこしらえにかかるんだよ」